こんにちは、ワンワンです。
1級建築士試験の勉強を進めている中で模試を受ける方が多いと思います。模試を受けるとあなたの現在の成績や順位がわかりますし、学習予定も立てやすいですよね。
資格学校の学科試験対策模試は数回あります。ワンワンが行っていた総合資格は4回の模試がありました。4月から7月の各1回ずつですね。
その中で模試3回目については特に重要になってきます。なぜなら、模試3回目が結果を見て学習方法、予定を修正できる最後の機会だからです。
模試4回目は学科試験の直前なので、模試の結果を見てから学習方法、予定を修正できません。もちろん模試4回目も重要ですが、
- 覚えているところに抜けはないか
- うろ覚えの知識はないか
- 同じ間違いをしていないか
など、最後の確認として重要な試験となります。模試4回目で点数が悪いからといってジタバタしても遅いです。
しかし、模試3回目なら終わった後、1ヶ月半くらい時間があります。この1ヶ月半でどのように勉強するかが大切になってきます。
模試3回目で点数が80点以上取れているあなたは、このまま勉強を進めてください。ちゃんと模試の結果を分析して、勉強対策をしてくださいね。
模試3回目で50点、60点と90点から離れている点数を取ったあなたは、学習方法を考え直さなければいけません。
ただし、時間は1ヶ月半ほどしかないありません。
そこでワンワンはリスクはありますが、点数が上がりやすい勉強方法を提案します。
この記事では、
- 模試3回目で低い点数を取った場合の勉強方法
について、1級建築士のワンワンが勉強方法を提案します。
リスクのある勉強方法となります。この勉強方法を採用する場合は、熟慮した上でご自身で採用するかどうかを判断してください。
この記事の目次
模試3回目で低い点数を取った場合の勉強方法
簡単に言うと、
- 模試結果を分析
- 過去の問題出題と配点の分析
- 勉強する所を絞る
となります。リスクがあるのは勉強する所を絞るという所です。諸刃の剣となります。1級建築士の試験範囲は広いです。そんな広い範囲を勉強していても時間がありません。つまり出題されない可能性が高い、配点が低い範囲は捨てましょうということです。
そこで、ある程度勉強をする所を絞ってやれば点数が取りやすくなるという方法です。
一番言いたいことは、満点を取ろうとする勉強は辞めましょうという事です。つまり合格点と足切り点をクリアできれば良いので、そこを目標にしましょう。
①模試結果を分析
まずはやる事といえば、模試結果の見直しです。資格学校から模試結果をもらいます。その模試結果を点数だけ見て、「はい終わり」としていませんか。
それでは模試結果を使いこなせていません。もったいないです。
模試結果で見るところは、問題解答の間違えた箇所となります。
まずは模試の問題を見ながら、模試結果をチェックしましょう。
チェック内容は、
- 間違えた問題
- 正解したけど分からない問題
- 勘違いで間違えた問題
となります。
間違えた問題と正解したけど分からない問題は、現在のあなたでは解けない問題となるのでチェックをします。
そして、勘違いで間違えた問題はどこで勘違いをしたかチェックをしましょう。こういう問題は必ず点数を取るために間違えた理由をはっきりとさせましょう。
また、模試結果は1回目、2回目があればさらに詳しくわかります。
1回目から3回目までで同じ所を間違えている所は確実に苦手部分となりますので、どの所が苦手かをしっかりとチェックしましょう。
②過去の問題出題と配点の分析
次に過去の問題の出題と分析をチェックをします。
- 過去必ず出題されている分野、よく出題されている分野
- 配点の高い分野
この2点は必ずチェックします。
一番大切な所は、過去必ず出題されている分野、よく出題されている分野+配点の高い分野です。次に過去必ず出題されていた分野、よく出題されている分野+配点の低い分野となります。
これは資格学校の問題集、テキスト、資料などを見ればわかります。また資格学校に行ってないあなたは、過去問を見れば分析ができます。
そしてここで分析した内容と模試の結果分析内容を次で掛け合わせます。
③勉強する所を絞る
そして最後の勉強する所を絞ります。ここまで来ると予想できる方も多いと思いますが、勉強する所を絞る順序として
- 過去必ず出題されている、よく出題されている分野 + 配点が高い分野+模試で間違えている、正解したけど分からない分野
- 過去必ず出題されている、よく出題されている分野 + 配点が高い分野+模試で勘違いして間違えている分野
- 過去必ず出題されている、よく出題されている分野 + 配点が低い分野+試で間違えている、正解したけど分からない分野
- 過去必ず出題されている、よく出題されている分野 + 配点が低い分野+模試で勘違いして間違えている分野
この順番に時間を割いて勉強することで、今まで点数が取れていない配点が高い分野も取れるようになります。
特に①と②の範囲は必ず勉強をして点数が取れるようにしてください。
確かに勉強する所を絞るということは学科試験の全ての範囲をしないので、本番の試験では分からない問題が出てくるリスクはあります。しかし、出るか出ないか分からない問題に時間をかけるより、必ず出題されて、配点が高い所を確実に点が取れるようにした方が、合計点が上がりやすいですよね。
そして今点数が取れている分野と上記4項目の分野を足して、合計点100点、またはそれ以上、各科目は足切り点から余裕がある点数を設定しましょう。
そうする事でより確実に取る合格点数を目標とできますし、余裕がある事である程度のミスもカバーできるようになります。
勉強時間を増やす

最後に当たり前のことですが、点数が低い人は勉強時間が足りていません。勉強時間を増やしてください。
確かに勉強する所を絞ります。だから勉強時間を少なくするではダメです。今まで出来ていた所の復習をすることも必要だからです。
今まで点数が取れている分野 + 過去に必ず出題されている、かつ、配点が高い分野 + 過去に必ず出題されている、かつ、配点が低い分野 ≧ 合格点と足切り点
となる必要があるからです。
学科試験本番まで最後の1ヶ月半となりますから、ここが踏ん張り時です。
「1級建築士試験の模試3回目が終えた後の点数が上がる勉強方法」まとめ
まずは模試3回目の結果を活用しましょう。
- 模試結果を分析
- 過去の問題出題と配点の分析
- 勉強する所を絞る
- 勉強時間を増やす
そして、勉強する所を絞り、時間を有効に使って勉強しましょう。
範囲を絞る順番として、
- 過去必ず出題されている、よく出題されている分野 + 配点が高い分野+模試で間違えている、正解したけど分からない分野
- 過去必ず出題されている、よく出題されている分野 + 配点が高い分野+模試で勘違いして間違えている分野
- 過去必ず出題されている、よく出題されている分野 + 配点が低い分野+試で間違えている、正解したけど分からない分野
- 過去必ず出題されている、よく出題されている分野 + 配点が低い分野+模試で勘違いして間違えている分野
点数が取れる分野を中心に絞って勉強をしましょう。もちろん今まで点数が取れている所の復習も欠かせないので、勉強時間を増やすようにしてください。
模試を受けるメリット・デメリットを知りたいあなたは、こちらをお読みください。

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