1級建築士試験

1級建築士試験 資格学校に行った時の勉強方法 製図試験編

こんにちは、ワンワンです。

資格学校に行った時の製図試験の勉強方法について悩んでいませんか?

学科試験終了後から製図試験までは約2ヶ月の期間しかありません。その短い間にどのように勉強していけばいいか?約2ヶ月の勉強で合格することが可能なのか?と不安が多くなる試験でもあります。

ワンワンの場合、約2ヶ月で一発合格をしました。その時の経験談、ノウハウを書いていきます。

ワンワン
ワンワン
製図試験の勉強を始めた時は合格できるか不安でしたけど、2ヶ月という短い期間で製図試験の合格が可能ですよ。

学科試験の勉強方法はこちらをお読みください。

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製図試験の中身

製図試験とは、発表された課題に対して製図した図面と計画の要点で合否判定をされます。

製図した図面は、平面図、配置図、断面図、面積表で構成されます。計画の要点は、製図した図面に対してゾーニングの説明等の建築計画、柱梁断面等の構造計画、空調等の設備計画についてあなた自身の設計内容を書くものになります。

このように建築全体の知識が必要となる、かつ、製図を手書きで時間内に終わらせるという体力と知力の両方が必要となってくる試験です。

ワンワンもこの2ヶ月は正直に言って、めっちゃしんどかったです。時間があれば製図の勉強をしました。それだけ時間が無い中でどうしたら合格へ行けるのかを考えながら日々を過ごしていました。

製図試験は、去年、一昨年と試験に落ちた人が受験可能となっているので、そのライバル達との競争にもなってきます。

製図試験だけの合格率を見ると、約40%となります。4割の人ができるから学科試験に比べたら合格は簡単だと考えている人は、その考えを捨てた方が良いです。

理由としては、製図試験の受験者の半分が去年、一昨年と試験に落ちた人達(製図試験経験のあるライバル)であるということです。

製図試験は約9000人の受験者です。学科試験の合格者は約4500人です。つまり9000-4500=約4500人が製図試験経験のあるライバルとなります。

製図試験経験のあるライバルが手強いです。資格学校に行ってた人ならわかると思いますが、製図のスピードがすごく早い事、プランがうまく作られている事を見せつけれるとレベル差をすごく感じました。やはり経験の差は大きいと。

もう一つは合否判定が不安定であるという事です。

合否判定は提出する図面と計画の要点となります。この判定がはっきりした線引きがわからないというところがこの製図試験の難しいところです。

製図試験の終了後に資格学校で復元図面と採点、講評(講師からの評価)をします。これはよく聞く話だと思いますが、この人は絶対受かっていると言われている人が落ちて、あの人はダメだと言われている人が合格するということが少なからずあるという事です。

はっきり言うと、図面と計画の要点を合否判断をする時にどうしても採点者の主観が入ってしまうことが原因とワンワンは考えています。

ある程度は客観的に判断できる要素はあると思いますし、その基準は設けれらています。ただ、図面と計画の要点が整合しているか、ゾーニングが出来ているか等の主観が入りやすい要素も含まれています。

そのような合否判定が不安定な製図試験でどのように勉強していくのかをこれから書いていきます。

資格学校でまずやるべき事は?

製図試験は、何で判断されるかと言うと書いた図面計画の要点です。ここをしっかりと認識してください。

両方とても大切ですが、特に図面を手書きという点についてはあまり経験がない方が多いのではないでしょうか。

ワンワンが考える一番最初にやるべき事、出来るようにすべき事は手書き図面を時間内で書き終える事です。

なぜかって言うと、図面が完成出来なかったらそれだけで不合格となります。まずはすぐに不合格にならないレベルに持っていくことです。

製図する時間はどの程度と考えるかですが、これは人によって違います。ワンワンの場合の時間構成はこのようになっています。

試験時間 6時間半

製図課題の読み込み       30分

エスキス            1時間30分

計画の要点の記載        1時間

製図              3時間15分

最終チェック          15分

これはあくまで目安です。課題に応じて時間調整はします。ただ時間の目安を持っておくのは大事です。

ワンワン場合は製図時間を3時間から3時間半、手書きで書き終えるように出来ることを最初の1ヶ月で優先しました。

もちろんエスキス、計画の要点も勉強していましたが、第一優先は手書きの練習です。

授業で課題が出て、それをエスキス、製図としていきます。その出来たプランと課題の答えとなる参考プランを最初は写して手書きの練習をしていました。

最初はプランの写しでも良いので、手書きになれるところから始めましょう。ワンワン場合、1ヶ月で15〜20枚を書きました。1ヶ月経つ頃には手書きで3時間半程度に終えることが可能となりました。

これは根気がいる作業となりますが、手書き製図を時間内に終えなければ合格できません。最初の1ヶ月はしんどいですが、頑張ってやりましょう。

さらにプラスアルファの勉強方法は手書きで写し終えた後となります。写し終えた手書き図面のチェックです。これは製図課題と付き合わせてやります。

例えば課題の答えとなる参考プランの場合、ここの部屋の用途の大きさはこのくらいで良いのか、ゾーニングはこのようにやっているのか、廊下の幅、階段の段数、家具、吹き抜け等が課題とチェックすると勉強になます。

またあなた自身がエスキスして図面を書いた場合、エスキスで何が問題で改善点がどこか、エスキスから製図にしていくためにエスキスでどこまでの情報を書き込むかとチェックをすることができます。

ワンワンの場合、参考プランの写しと自分自身のプランの写しの両方をやってチェックをしました。

手書き図面をチェックすることで、エスキスのやり方、プランで適正な部屋の大きさ、廊下幅、法規上の避難経路等、色んな知識が身に付けられます。

ワンワン
ワンワン
まずは合格するために必要な図面を時間内に書けるようになることを目指しましょう!図面が時間内に書けないと合格できません。

エスキスはどのように勉強する?

このエスキスは数をこなすという事が必要となってきます。色んな課題に対してエスキスをしていくと幅広い課題を対応出来るようになります。

まずは資格学校の課題をしっかりとこなしていきましょう。

もう一つはエスキスをする前に計画の要点を読み込みましょうなぜかと言うと、エスキスの時に計画の要点で課題になっている点を考慮して計画をする必要があります。またその時に計画の要点で書くことも決めていきます。

最初から計画の要点を考慮入れてエスキスをするのが難しいので、まず初めは設計課題に対して要求を満たすエスキスを出来るようになりましょう。

その次のレベルで計画の要点を考慮したエスキスを出来るようにしましょう。

またエスキスを見て製図をしていくので、あなた自身にとって製図の必要情報をエスキスに書いていきましょう。

ワンワンの場合は、柱位置、部屋名、部屋の大きさ、駐車場、階段位置、エレベータ位置、吹き抜け、EPS、PS等を必要情報として書き込みました。計画の要点はエスキスの隣に箇条書きで必要項目と答えを書いてました。

エスキスで書く必要情報は人によって異なってくるので、製図課題をこなしていきつつ、あなた自身がやりやすいよう、エスキスに書く必要情報を決めていきましょう。

あと建ぺい率や容積率は超えたら不合格になるので、注意してください。簡単そうでエスキス終了後に建ぺい率や容積率が超えてた場合は絶望を味わいます。(ワンワンも課題ですが、数回くらい絶望を味わいました。)

エスキスでは必ずしてはいけない間違いですので、気をつけてください。

計画の要点はどのようにしたら書けるようになるのか?

計画の要点とは、建築計画、構造計画、設備計画についてあなたがどのように考えて設計をしたかを説明するところです。

この計画の要点と製図した図面が説得力のある図面になっているかどうかが重要となってきます。

最初はほとんど計画の要点は書けないと思います。まず初めにすることは、計画の要点の様々なパターンを覚えましょう。

資格学校で課題が出てきます。その時に参考プランと計画の要点の参考回答をもらえます。まずこの参考回答を覚えましょう。覚えるだけでは製図試験では使えません。

ただ闇雲に覚えるのではなく、参考プランと照らし合わせてどのようなプランでこの回答を使うのか、計画の要点で書いてある内容が表現されている箇所を確認して覚えることが大事です。

それにプラスして、総合資格の場合ですが計画の要点リスト集みたいなのをもらえると思います。それも覚えていきましょう。

まず使える知識をストックしていくことが大事です。

次にやることはエスキス時にストックした知識を使えるように練習することです。

エスキス時に計画の要点で問われる箇所を考えていなければ、再度プランの練り直しとなって時間の無駄になってしまいます。

製図試験は時間が厳しい試験なので、エスキス時に計画の要点を考慮したプランを作れるように練習をしましょう。

最初の1ヶ月は、知識をストックしていく事、次の1ヶ月でそのストックした知識を使えるようにしていくことが大事になってきます。

製図試験に合格できる図面は?

これに対して確固たる答えを出すのは難しいかもしれません。しかし、ワンワンは説得力のある図面と説明を書くこと、そして基本的に大事となるゾーニング、動線計画、課題で要求されている項目を満足することで製図試験に合格できると考えて勉強をしました。

そして、その通りに一発合格をしたので間違いは無いと考えています。製図試験は奇をてらう必要はありません。基本に忠実にプランを計画することが大事になってきます。

ワンワンが思うのは不合格の人はこの基本が抜けているのではないかと思います。

説得力のある図面と説明とは、計画の要点を読んでその通りだと思える図面になっているかどうかです。これは設計の仕事でも必要となる知識になってきます。

課題に要求される項目は最低限に満足しなければいけないことですが、ゾーニングと動線計画は重視した方が良いと考えています。

このゾーニングと動線計画をしっかりと考えない図面は、一目で見ただけで変な図面になっています。つまりすぐにバレます。そして、気づいた時は修正が不可能な点になってくるので必ず押さえておきましょう。

製図試験で完璧は不可能に近いです。要求項目の一部が抜けてた等、製図試験後に何かと出てきます。つまり減点ありきの試験だと考えましょう。

ワンワンの場合も要求項目で部屋は作ったけど、その中で条件である書かなければいけないものを忘れてしまいました。それでも合格をしています。

製図試験では、ミスして良い所とミスして不合格になる所があります。そこでミスして不合格になる所を押さえましょう。

例えば、容積率、建ぺい率のオーバー、上下階の階段の位置がずれている、計画の要点と図面が整合していない箇所が多い等です。多少、要求項目を満足していなくても大丈夫です。

ミスして不合格にならない図面を作れるようになりましょう。

ワンワン
ワンワン
減点されても合格できる図面を作ることが大事です。 その要点はしっかりと押さえましょう。

まとめ

製図試験では、製図した図面計画の要点で合否判定がされます。逆にいうとこの2点だけが全てとなります。

まずは手書きで図面を時間内に書き終えるようにしましょう。

手書き図面の練習は、参考プランやあなたが作ったプランを写して手書きに慣れましょう。その後は図面チェックをして、ゾーニングなどの建築計画を確認していきましょう。

エスキスは、資格学校の課題をしっかりやっていきましょう。エスキスには計画の要点で課題となる答えと製図に必要となる情報を書き込みましょう。注意点として容積率、建ぺい率は超えないようにエスキスをしてください。

計画の要点は初めは難しいかもしれません。まずは計画の要点の様々なパターンを覚えましょう。その次にストックした計画の要点のパターンをエスキス時に考慮して計画できるように練習していきましょう。

製図試験は得力のある図面と説明を書くこと、そして基本的に大事となるゾーニング、動線計画、課題で要求されている項目を満足することが大切になってきます。

また、製図試験はミスありきの試験です。ミスして不合格になる所は必ず避けましょう。そして、ミスしても不合格にならない図面を作っていきましょう。

製図試験の勉強は短い期間の2ヶ月でやるので、集中して勉強しなければいけません。本当にしんどいです。しかし、そのしんどさの向こうに合格が待っています。学科試験を合格している方なら必ずやり遂げれるはずです。

ここでもう一踏ん張りして、合格を勝ち取りましょう。