こんにちは、ワンワンです。
1級建築士試験の合格率は約12%と難しい試験です。そして毎年、合格する人と不合格になる人がいます。
合格する人、不合格の人との違いは何でしょうか?
勉強時間?努力?才能?と色んな要素があると思いますが、一つ言えるのは才能は関係ありません。
- 勉強時間の確保をできているか?
- 毎日の勉強習慣する習慣でてきているか?
- 優先順位をつけて計画的に勉強できているか?
- 強い合格への気持ちを持てていますか?
1級建築士試験を受験しようとするあなた、この上記4項目についてしっかりできていますか?
もちろん4項目できなくても合格できる人はいるかもしれません。ただ、そんな人はごく僅かだとワンワンは思います。
周りの1級建築士合格者を見ていると、この4項目をしっかりやり続けいている人が多いです。また、資格学校でもよく言われる項目となります。つまりこの4項目をできているかどうかが合格と不合格の境目となります。
この4項目は当たり前の話じゃないかと思う人がいると思います。しかし、この当たり前の話ができない人が多いんです。そのできない一番の理由は仕事をしながらの勉強になります。
忙しい仕事をしながら、1級建築士の勉強するのはとても大変です。ただ、それは周りの受験者も同じ状況です。だからこそこの当たり前の4項目をやることが合格へと繋がってきます。
この記事では、
- 勉強時間の確保をできているか?
- 勉強習慣を身につけているか?
- 優先順位をつけて計画的に勉強できているか?
- 強い合格への気持ちを持てていますか?
の4つがなぜ必要か、1級建築士を一発合格したワンワンが解説します。
1級建築士を落ち続ける理由を知りたいあなたは、こちらをお読みください。

勉強時間の確保をできているか?
1級建築士の試験範囲はかなり幅が広く、覚えることが多い試験となります。このことから暗記中心の勉強となってきます。
学科試験に対して暗記中心の勉強は、どうしても時間がかかってきます。なぜなら繰り返し同じことを勉強しないと忘れるからです。
もちろん計算問題もありますが少ないです。計算問題の代表と言えば「構造」ですが、構造の計算問題は出るパターンが決まっているので、解き方のパターンを覚えれば、点数が取れます。
それよりも覚えることが大変です。ワンワンの場合は、計画の建築史や施工の細かい数値を覚えるのに苦労をしました。こればかりは繰り返し勉強していくことで記憶に定着させます。
以前にも書きましたが、1級建築士試験を初受験、1発合格勉するため勉強時間はおよそ1500時間くらいは必要となってきます。
1級建築士の勉強時間を知りたいあなたは、こちらをお読みください。

そのぐらい時間をかけなければいけないほど、覚えることが多い試験となります。
また学科試験の「法規」は法令集が持ち込み可の試験となります。法令集があるから簡単だと思ったら大間違いです。
法令集を何回も引くことで、問題を解くスピードをあげていきます。そして問題の解答を覚えるぐらい何回も解きます。
法規勉強の最初の頃は法令集を引く時間がものすごくかかります。1問で4択の選択肢を全て調べるのに30分から1時間はかかりました。
もちろん何回も解いていくとスピードは上がりますが、最初の頃は1問を解いて解答チェックをするだけでも時間がかかります。
めんどくさいと思いますが、法規のような科目によっては時間をかけながら勉強することも必要な科目もあります。
製図試験では2ヶ月と短い時間で、休みもなく勉強をし続けることになります。ワンワンの場合は、2ヶ月で400時間を超えました。はっきり言うと根性が必要です。精神論になりますが。
不合格の人は、理由をつけて勉強時間を確保しない人が多いです。もちろん仕事が忙しいことはわかります。ただその理由にかまけていると他の受験者と差はできません。
逆に言うと、勉強時間を確保することこそ合格へ繋がってきます。1級建築士を合格した人こそ、まず勉強時間の確保をしています。
通勤時間、休憩時間などの隙間時間でも良いので、勉強時間を確保しましょう。
勉強習慣を身につけているか?
これは勉強時間確保と同じことかもしれませんが、声を大にして強調したいことです。
学科試験は暗記中心の勉強となり、勉強習慣をつけることが大切になってきます。つまり、コツコツと勉強をしようという事です。
勉強習慣をつける事で、繰り返し勉強できるので記憶の定着がしやすいです。
また当たり前のことですが、資格学校の授業には必ず参加してください。資格学校の授業を休むのが多い人がいますが、そういう人は不合格になっています。
ワンワンが資格学校で見てきたことを言いますと、資格学校の授業をしっかりと参加していても不合格の人がそれなりにいるのが現状です。(もしかしたら家での復習が出来ていない人が多いかもしれませんが。)
仕事で時間がない中である人が多いと思いますが、通勤時間、仕事の昼休み、朝に早く起きて勉強する等、工夫して勉強習慣がつけれるようにしましょう。
ちなみに製図試験ですが、おのずと毎日勉強をしなければいけない状況になるので自然と勉強習慣ができてきます。
理由は、初めての授業であまりにも製図が出来ていない、エスキスが全くダメだったと体感して焦りが出てきます。このままでは不合格になると思い、必死で勉強しようと言う気持ちになります。
優先順位をつけて計画的に勉強できているか?
1級建築士の試験は範囲が広く、勉強時間がかかる試験です。そのため、優先順位をつけて勉強しなければ合格できません。
それはあなたの現状の実力を把握して、勉強時間の優先順位をつける必要があります。
学科試験ですが、あなた自身の得意科目、不得意科目をしっかり把握しましょう。1級建築士の学科試験は総合点だけでなく、各科目に足切点があります。不得意科目は足切点に引っかからないレベルまで勉強する必要があります。
満点近くの得意科目にそこまで時間をかける必要はありません。それであれば、不得意科目で点数が伸びる可能性の科目の勉強時間を増やすことが大事です。
不得意科目は点数が低い可能性が高いです。逆に言うと点数の伸び率が高い科目となります。学科試験まで時間があるなら、しっかりと時間を取って勉強していきましょう。
また科目の中で配点が高い分野と低い分野があります。もちろん時間をかけるのは配点が高い分野です。配点が低い分野の中で、出るかどうかわからない分野は後回しでも良いです。
点数を取るためにどの分野を勉強すべきか、そしてあなたが得意、不得意科目を把握してどのように優先順位を立てて勉強していくかが大事になってきます。
強い合格への気持ちを持てていますか?
簡単に言うと、絶対合格するという気持ちを強く持つ必要があります。
強い気持ちがないと、この長丁場の試験勉強は続きませんし勉強時間も確保できません。どうしたらその気持ちを強く持てるようになるかと言いますと、1級建築士の資格を取れた後のことを考えましょう。
あなたは1級建築士の資格を取って何をしたいですか?
ワンワンの場合は、1級建築士の資格を取って正社員になる、そして責任のある立場に立って仕事を進めていきたいという強い思いがありました。
合格する前は正社員でもない立場だけど、正社員と同じ仕事をしていました、給料は少なくボーナスも無いです。しかし、そこらへんの正社員より仕事ができる自負(もしかしたら勘違いかもしれませんが。。。)があり、1級建築士を取って責任のある立場で仕事を進めたいと思っていました。
そして必ず1発で1級建築士の資格を取り、見返すんやという強い気持ちで勉強をしていました。そして気持ちの強さが覚悟を産み、合格へとたどり着きました。
1級建築士を取って独立する、ちやほやされたい、プロポーズをする、色々あると思います。その合格したいという思いが強いほど、あなたを合格へと導いてくれるとワンワンは信じています。
精神論で現代の考え方には合わないかもしれませんが、ワンワンの場合はこの強い気持ちが1級建築士の合格へと導いてくれたと思ってます。
「合格する人、不合格の人との違いは?」まとめ
- 勉強時間の確保をできているか?
- 毎日の勉強習慣する習慣でてきているか?
- 優先順位をつけて計画的に勉強できているか?
- 強い合格への気持ちを持てていますか?
この4項目ができていますか?この4項目ができるかどうかが1級建築士試験の合格する人、不合格になる人の違いです。
当たり前の事やなあと思う人がいると思います。しかし、資格学校に行って色んな人を見ているとこの当たり前の事が続けてできていない人が多い事に気づきました。
だからこそ、この4項目をしっかりと持続してやり続けることで合格を手にすることができるとワンワンは考えています。
学科試験の勉強方法はこちらをお読みください。

製図試験の勉強方法はこちらをお読みください。
