家づくり

家を建てるならどこが良い? 工務店編

こんにちは、ワンワンです。

家を建てる時にどこを選んだら良いか悩みますね。実はワンワンも家を建てようと考えていますが、すごく悩みます。

住宅展示場に行ったりネットで調べたりしましたが、なかなか選ぶのが難しいです。やはり人生で一生の買い物になりますからね。

そこでまずは大きな範囲で選択することにしました。それが、

  • ハウスメーカー
  • 工務店
  • 設計事務所

です。今回は、工務店について話していきます。

この記事では、

  • 工務店で家を建てる利点・不利点

について、1級建築士を持つワンワンが解説していきます。

ワンワン
ワンワン
よく近所に工務店があるのは見ないでしょうか。実は地元の工務店でも家を作ってますよ。ワンワンの近くにも工務店が数箇所あります。最近はHPをスマホ対応していて、工務店についても知れます。

ハウスメーカについて知りたいあなたは、こちらをお読みください。

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工務店の特徴 利点

工務店として有名なのは一条工務店です。

これだけ大企業になるとハウスメーカーと変わらないかも知れないですね。しかし、一条工務店の中身を調べてみると、工務店の特徴があります。ハウスメーカーと工務店のハイブリッドのような企業ですね。

また一条工務店ほどの大きい企業ではないですが、地方で展開している大きな工務店があります。それはアイ工務店、木下工務店、町田工務店などです。

あとは、皆さんの近くでよく見る地元の工務店です。会社としての大きさは小さいですけど、実は何十年も続いている工務店も多いです。

工務店といえども会社の大きさは様々です。その工務店で家を建てる場合、ほとんど木造の家となります。

地元の工務店であれば、鉄筋コンクリート造、鉄骨造を対応している会社もありますが、ある程度大きな工務店であれば、木造のみの対応となります。

まずは工務店の利点を見ていきましょう。

ワンワン
ワンワン
工務店といえば、一番大きい竹中工務店があります。この規模になるとゼネコンになります。竹中工務店では住宅ではなく、ビルや商業施設など大規模な建物を対象としています。デザインの竹中と言われるくらいオシャレな建物も設計しています。

利点① ハウスメーカに比べて設計自由度が高い

これはハウスメーカーと比べた場合の利点となります。ハウスメーカは工業規格化された家である事など制約が色々あります。

その点、工務店はハウスメーカーに比べるとプランの制約が少ないです。また外壁、内装、設備(キッチン、風呂など)は自分の好みのメーカーを選ぶ事ができます。

ハウスメーカーでも数種類のメーカーからは選べますが、指定以外のメーカー製品の場合は対応できない可能性が高いです。

また工務店では様々な特徴を持ったところがあります。

  • 無垢の木を使った家を作る工務店
  • 鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造の混構造の家を作る工務店
  • ガレージハウスが得意な工務店
  • ハウスメーカーより気密性の高い家を作る工務店

など、ハウスメーカーでは対応できない様々な特徴を持った工務店があります。このようにコダワリの家を作る事が可能なのが工務店のもう一つの特徴とも言えます。

またハウスメーカーのような同じような家に見える家が嫌いという人にも工務店の家はオススメします。

工務店の多くは木造軸組構法となります。ワンワンも木造軸組工法の3階建てを構造設計した経験から言わせてもらうと何でもデキるわけではありません。木造ならではの欠点があるため、鉄骨に比べて大きな柱無しの大空間を取ることは苦手です。

柱無し空間がデキる方法はあります。しかし、多くの工務店は構造設計に詳しい人がいないので対応は難しい可能性が高いです。

利点② ハウスメーカと比べて価格が安め

正直に言うと、家の価格について言うのは難しいです。コダワリを持てば持つほど家の価格は高くなってきます、これはハウスメーカー、工務店、設計事務所でも同じです。

ただ、大まかに言うと工務店の方がハウスメーカーより家の価格が安めになる事が多いです。理由としては、

  • CM宣伝などをしていない
  • 下請け工務店を入れてない(大工、設備業者などは別で)

確かに材料などは大量発注しているハウスメーカーの方が安いですが、ハウスメーカーの利益にはCM宣伝費、開発研究費などが含まれているため家の価格が工務店より高めになります。

もう一つはハウスメーカーは下請け工務店を使うので、その分の費用がかかってきますが、工務店は直に工事をしているので、費用が安めになります。

工務店の仕事は現場で大工や設備業者などを指示、管理をして家を建てていく事になります。

工務店、ハウスメーカーでも見積書と内訳書を見て、しっかりと金額を確認しましょう。他社の見積書を比較していくと、謎の高い金額があるかも知れません。そういう所は聞いてみても良いと思います。

しっかりと金額と内訳を確認して、項目の漏れが無いかをチェックをしましょう。

利点③ 造作工事などの細やかな対応が可能

これはワンワンが感じている事ですが、造作工事で棚や家具などを対応してくれる事が多いと思います。

ハウスメーカーでは中々対応が難しいですし、設計事務所だと図面になければ工事で対応してもらう事が難しいです。(設計事務所でも、設計時に棚、家具を指示していれば可能です。)

クローゼットの棚はこうしたい(規格されているものではなくオリジナリティがあるもの)、ここに棚が欲しい、カウンター机が欲しいなどは工務店であれば、細やかな対応が可能となります。

設計時に棚がこんなのが欲しいなど、希望を言ってみてはどうでしょうか。対応してくれる事が多いです。

工務店の特徴 不利点

工務店で家を建てる場合にも不利点があります。そこには注意しましょう。

不利点① 2階建て 木造だと構造計算されていない

木造の場合、下記の条件であれば構造計算無しでもいいよという事になります。

  • 平屋、2階建て
  • 延べ面積500㎡以下
  • 建物高さ13m以下
  • 軒高さ9m以下

基本的に平屋建て、2階建ての木造の住宅は構造計算がされていません。詳細に言うと簡易な構造チェックはされています。それが、

  • 壁量計算
  • 4分割法
  • 柱頭柱脚の金物チェック

を計算でチェックする、かつ、建築基準法の仕様を守る事でOKとされています。

では、柱、梁、基礎のサイズなどはどのように決めているかというと、柱は基本的に105角、120角を使われています。基礎も幅120mm以上が使われています。

これは建築基準法を守る、かつ、住宅瑕疵担保保険、長期優良住宅を適用するために設計仕様が決められています。その基準をクリアするように柱断面、基礎幅などを決めています。

また梁はスパン表というものがあり、梁のスパンに応じて梁断面を決める事ができる表となります。

しかし、構造計算とは違って建物の形状、耐力壁の位置など実情に合わせた計算ができているわけではありません。そのため、構造計算した結果の必要断面より小さい場合があります。

また構造をよく知った人間が断面などを決めているわけではありません。建物の形状や耐力壁の位置などが適正かどうか判断がデキる人なら良いですが、そうでない人が決めている場合は危ないです。

だからこそ、工務店で家を建てる場合は構造計算をしてもらう事をオススメします。

ワンワン
ワンワン
最近では、木造2階建ての家でも構造計算をしていますという所も徐々に増えています。こういう会社が増えてくれると良いなと思ってます。

不利点② 現場管理に第3者がいないので、その工務店次第で品質が左右される

工務店が現場の管理をします。そして工務店の人間が大工、設備業者などに指示を出しています。

もちろん大工なと職人の腕の良し悪しは問われることは当然ですが、現場での間違い、失敗などは工務店の社員がチェックをして是正する必要があります。

しかし世の中には現場管理がしっかりできていない工務店があるので、そういう工務店の場合は家の工事の間違いなどが多く、隠している場合があります。

工務店で家を建てる場合は、本当に信頼がある人、会社なのか評判をチェックしたり、実際に工務店の人と話したりして判断する事が大切です。

不利点③ アフターサービスはハウスメーカーに比べて優れていない

一条工務店のような大きな工務店では、ハウスメーカーと変わらないアフターサービスですし、会社の規模も大きいので潰れる可能性も小さいです。

しかし、地元の工務店など小さな工務店ではアフターサービスがハウスメーカーと比べて充実していないところが多いです。

基本的には10年の住宅瑕疵担保保険という所を考えて10年保証という所が多いです。あとはハウスメーカーでは無料で対応のところが有償の対応となる場合はあります。

もう一つは会社の規模が小さいところが多いという事です。ハウスメーカーのように大きな会社ではないので、これから家が売れなくなる時代に会社が潰れる可能性が出てきます。そうなるとアフターサービスが受けれなくなるという事も出てきます。

もちろんハウスメーカーも潰れる、または合併、買収の可能性はありますので、一概に工務店が危ないというわけではありません。工務店でもしっかりと信頼を掴んで、長く経営しているところもあります。

しかし、ハウスメーカーのような大きな企業は住宅以外のところで売上を上げるようにしていますし、海外進出して日本以外で売上を上げるように対応しています。

小さな工務店では住宅ので売上100%を上げるので、これから将来でどこまで住宅だけでやっていけるかは不明です。

そう考えると工務店、特に小さい規模の工務店はハウスメーカーに比べると危ない可能性は高いとワンワンは考えています。

「家を建てるならどこが良い? 工務店編」まとめ

工務店の利点

  1. ハウスメーカーに比べて設計自由度が高い
  2. ハウスメーカーに比べて価格が安め
  3. 造作工事などの細やかな対応が可能

工務店の不利点

  1. 2階建て 木造だと構造計算がされていない
  2. 現場管理に第3者がいないので、その工務店次第で品質が左右される
  3. アフターサービスはハウスメーカーに比べて優れていない
ワンワン
ワンワン
工務店の良いところは、特徴がある家が建てれるというところです。「ハウスメーカーのような家が嫌だ、特徴のある家にしたい」というあなたは、工務店を考えてみてはどうでしょうか。