こんにちは、ワンワンです。
文系の社会人が建築の学校に行くと決めた時に一番気になるのが学費です。この学費が大きいことで諦めた人もいるかもしれません。
学費をどのようにしたらいいのか悩みますよね。大きな金額ですし。。。
それに学費以外にも色々お金がかかってきます。
つまり先立つものが無ければ、学校に通う事も難しいです。
実はワンワンはあまり貯金が無く、勢いで学校に入学しました。そんな形でもなんとか夜間専門学校2年間を無事に卒業して、設計事務所に働きました。
とりあえず進んでみるとなんとかなる所もあります。ただ、なんともならない事もあるのがお金なので、きっちり計画を立てて行くことをオススメします。
例えば、3年間働いてお金を目標額まで貯める等の計画となります。
しかし、ワンワンのようにもう待てずに頭で考えるより先に行動に出てしまう人もいるわけです。そんな人間がどのように対応したかというと奨学金でした。
奨学金を借りて、学費に当てました。今でも借りたお金を返し続けています。
実はお金を借りることで学費を支払うことが可能となります。
この記事では、そんな学費に対してお金について話していきます。
今回の話はあまり貯金が無い方のためです。貯金に余裕がある人、親がお金を出してくれる人は対象外となります。
この記事では、
- 学費対応のためのお金
について、建築の専門学校に通ったワンワンが解説していきます。
この記事の目次
学費を払うためにお金を借りる、または免除を狙おう

学費を払うお金が無い場合は、
- 入学金、授業料免除
- お金を借りる
の二つを狙いに行きましょう。
ここで3つの選択肢が出ます。それが、
- 日本学生支援機構の奨学金を借りる
- 学校の入学金・学費免除を利用する、または奨学金を利用する
- 銀行等から教育ローンを借りる
となります。
学校に入学すると学費以外にお金がかかります。
- 交通費
- 飲食費用
- 交際費
- 教科書の費用
- 製図道具の費用
上記項目についても含めて総額でいくらかかるかの検討が必要となりますので、注意してください。
日本学生支援機構の奨学金を借りる
この日本学生支援機構の奨学金が一番有名ですね。皆さんも知っていると思います。
実は学生になる人であれば、奨学金を借りることができます。それは社会人から学生になる時もOKです。
実はワンワンも社会人から学生になって奨学金を借りました。奨学金の手続きをしたのは入学後でしたので、お金が入ってくるのはそこから数ヶ月後となります。
そのため、多少の貯金は必要となります。
日本学生支援機構の奨学金は大きく2種類あります。
- 給付奨学金
- 貸与奨学金
給付奨学金
給付奨学金はその言葉とおりに給付となるので、借りたお金を返す必要はありません。そこは素晴らしいですよね。
ただし、借りれる金額が選ぶことができません。金額決定の要素として、
- 大学、短期大学、専門学校
- 自宅から通う、一人暮らし
- 世帯年収
が影響して決定されます。だから金額は選べないのが欠点ですが、貸与奨学金と併用できる利点があります。
貸与奨学金
貸与奨学金は2種類あります。
- 第一種(無利息)
- 第二種(利息が付くタイプ)
この2種類があります。借りるなら第一種(無利息)がお得ですが、借りれる金額の最大が小さいです。
借りる額を大きくしたいあなたは、第二種(利息が付くタイプ)をお勧めします。利息は銀行の教育ローンより安いです。
ワンワンは第二種(利息が付くタイプ)を借りました。その時に利息のことがあまりわかっていなかったので、固定金利の高めの利息で借りました。
今考えれば、変動金利の条件で借りとけばもう少し返済金額が安くなったのではと少し後悔しています。
第二種(利息が付くタイプ)を借りる時は将来の金利がどのように変化するかを予測して、固定金利、変動金利どちらは良いか決める必要があります。
学校の入学金・学費免除を利用する、または奨学金を利用する
こちらは入学前にしっかりと調べて、狙える条件があるならぜひ利用したですね。
学校によって入学金免除、学費免除の金額は変わってきますので、条件、金額は必ず確認するようにしてください。
ワンワンも入学金免除を利用しました。確か、10万円免除でしたので助かりました。
また、学校が持っている奨学金(給付型、貸与型の両方)もあるのでチェックしましょう。
銀行等の教育ローン
銀行等の教育ローンについて各銀行で用意されています。金利は日本学生支援機構より高いですが、メリットとして入学前にお金を借りることが可能です。
つまり、学校入学前に払う入学金、学費や受験するために必要な交通費等にお金を当てることができます。
入学前に必要な大きな金額に対して、銀行等の教育ローンで対応することが可能となります。
借りる額は慎重に検討すること

ここが重要です。給付型の奨学金や学費免除の場合は問題ありませんが、貸与型の奨学金や教育ローンを借りる方は卒業後にお金を返さなければいけません。
つまり、将来に返す金額のことを考えて借りるお金の総額を決める必要があります。
無理をして借りなければいけない学校に行く場合は、1年入学を延長してお金を貯めることをオススメします。
なぜなら、借りるお金の総額が高いほど月々に返さなければいけないお金の金額が高いからです。
そして、お金を返せなかった場合は、
- 信用情報(クレジット等)のブラックリストにのる
- 連帯保証人にお金の返済を求める
- 財産の差し押さえや裁判にまで発展する恐れがある
と人生を無駄にしかねないリスクがあります。
お金を借りるということは、お金を返すという当たり前のことをしっかりと考えてください。
例えば、卒業後に就職して月20万円の手取りがあると仮定します。条件としては、一人暮らしです。
かかる費用(想定)は、
- 家賃 6万円
- 光熱費 1万円
- 食費 4万円
- 通信費 1万円
- その他諸経費、娯楽費 3万円
と仮定すると、残りは5万円となります。そこで貯金を毎月3万円とすると返済に当てれる金額は2万円となります。
もちろんこの内訳であれば、もっと詰めて返済額を多くすることは可能です。しかし、無理な返済額は生活にも無理を生じさせます。
やはり少し余裕を持たすぐらいで返済額を決めることをオススメします。
奨学金、教育ローンの借りる場合は、
- 借りる金額
- 返済期間
- 金利
の3つをしっかり確認、検討してください。
このように不安なことばかり言いましたが、とても重要なことなのでお話しました。
ワンワンの場合は、毎月の返済額が約1万5千円なので無理なく返済し続けれてます。この無理なくの金額がお金を返済し続けるコツとなります。
そして、お金を借りることのメリットがあります。それは、早く建築士になれるということです。
お金を貯めるとどうしても時間が年単位でかかります。しかし、お金を借りることですぐに学校に入学できるわけです。ここは大きいなと思います。
人生での時間短縮が可能となります。それはワンワンも一番の恩恵を受けていると感じます。
今もお金を返し続けていますが、後悔はありません。なぜならお金を借りたからこそ、今建築士として仕事ができ、構造設計一級建築士(一級建築士取得後から5年間の実務経験が必要)まで取得できました。
それはお金を借りたからこそ、人生での時間短縮となりました。
お金を借りるリスクはありますが、そのリスクをしっかりと検討した上でお金を借りることは人生でメリットがあるとワンワンは考えます。
「文系、社会人が建築の学校に行くなら気になる学費の話」まとめ
学費を払うためにお金を借りる、または免除を狙おう
- 日本学生支援機構の奨学金を借りる
- 学校の入学金・学費免除を利用する、または奨学金を利用する
- 銀行等から教育ローンを借りる
借りる額は慎重に検討すること
借りたお金を返せない場合は下記のリスクがあります。
- 信用情報(クレジット等)のブラックリストにのる
- 連帯保証人にお金の返済を求める
- 財産の差し押さえや裁判にまで発展する恐れがある
お金を借りることのメリットは、
- 早く建築士になれる、つまり人生での時間短縮が可能