目指せ!建築士

建築学科がある夜間の専門学校に行った時の経験談

こんにちは、ワンワンです。

建築士を目指す社会人の中に夜間の専門学校も選択肢のうちの一つとして入っている方も多いのではないでしょうか。

夜間の専門学校の授業、学費、生活等気になるところはあるでしょう。

ワンワンは夜間の専門学校に2年行った経験をここで書いていきたいと思います。

夜間の専門学校に行く人の年齢層は?

夜間の専門学校に行く人の年齢層は高いのではと疑問に思うかもしれませんが、そんなことはありません。幅広い年齢層の方が夜間の専門学校に来ていました。

ワンワンが行っていた専門学校では、18歳〜40歳代までの年齢の人達で構成されていました。平均年齢は20歳後半くらいにはなると思います。30歳代の人も多かったと思います。ワンワンは25歳くらいに行きました。

職業はサラリーマンの方が多いですが、大学とのダブルスクールの人もいました。基本的に夜間なので、昼は働いて夜は学校に通うスタイルになります。

職業も様々、年齢も幅広いということで色んな人と会えて楽しかったです。仲の良くなった人達とは色んな建築を見に行ったりしました。

みんな、年齢に関係なく交流していましたね。同じ教室で勉強をしているので年の差を感じることは無かったです。

夜間の専門学校の授業は?

夜間の専門学校の授業は、18:00〜21:00の2コマの授業で構成されていました。この授業時間は専門学校によっては異なるかもしれません。

授業の内容は、建築計画、法規、施工、構造力学、環境設備と1級建築士に出る内容のところは基本的にやりました。

それにプラスして設計製図という授業がありました。これが大変な授業でよくエスキスでダメ出しをされていました。またここで手書きの製図の練習をしました。

この時の授業で身につけた製図の書き方が1級建築士の製図試験でも役立ちました。また製図板もその時に購入したものを製図試験で使いました。製図板は場所を取りますが、1級建築士の試験を受ける人は置いときましょう。

もちろんテストもありますので、テストの点をちゃんと取って単位を取得する必要があります。単位を取得できないと卒業できませんので注意をしてください。

あとはCAD(AutoCAD)とパース(shade)も授業がありました。ここである程度のCADの操作に慣れました。

しかし、就職する設計事務所のCADが何を使うかによっては就職後にCADの操作練習をすることになります。

CADはAutoCAD,JWCAD,DRA-CADなど色んなCADソフトがあります。また最近ではBIMと言って3Dでデータを作って図面にしていくソフトを使うところが増えてきました。BIMはRevit,ArchiCADなどこちらも色んなソフトがあります。

CAD、BIMソフトが色々あるので、設計事務所で各々が使いやすいソフトを使用しています。そのため授業で習ったCADとは違うCADソフトを使う可能性があります。

2年時には卒業設計の授業がありました。そこで担当の先生について卒業設計を進めて行きました。

ワンワンの場合、構造の卒業設計で住宅の構造設計をしました。手書きで電卓で計算した構造計算書を作りましたが、今でも役に立つ知識が得られました。

意匠のデザイン専門の人達は、プロポーザルに出すような作品を作っていました。模型はもちろんのこと、フォトショップやイラストレーターを使ってパースや提案書を作成していました。

ワンワンの個人的な感覚ですが、夜間の専門学校だからと言って授業が昼間に比べて劣っているということは無いと思います。

先生はどんな人達?

夜間の専門学校の先生は、設計事務所を運営している先生、会社員でゼネコンに勤めている先生が多かったです。少ないですが専業で先生をやっている方もいました。

設計事務所を運営している先生から実務の話を聞いたり、設計事務所に行ったりできたので、設計の仕事のイメージがつきやすかったです。

また、設計事務所の先生のつながりから色んな建築家の人と会えるのも良かったです。そこは専門学校に行っていなければ体験できない事でした。

それに熱心な先生が多かったように思えます。もちろん先生方もお金を頂く仕事なので当然かもしれませんが、授業外の土曜とかに建築ツアーをしたり、飲み会したりと色々ありました。

建築ツアーだと先生が色々建物の説明をしてくれるので、それを聞くだけで勉強になりました。

あとは卒業設計で先生の設計事務所に行き、よく質問や疑問を教えてもらっていました。そこで思ったのは先生方皆さんは建築が大好きなんだなと。それだから熱心に教えてくれるのだと思いました。

夜間の専門学校の卒業は簡単?

夜間の専門学校の卒業はちゃんと授業を受けて、テストで点を取っていれば卒業はできます。

これは当たり前の話をしていると感じると思いますが、夜間の専門学校ではそれが難しい状況になる場合があります。

それは昼間に働いていくことが原因です。特に正社員で働いている人は残業があると授業を遅刻、または欠席しなければいけません。

また設計製図の授業の宿題が手書きの製図なので時間が必要となります。仕事が忙しいと宿題を終えることが難しくなってきます。

夜間の専門学校に行くことを考えている人は、この昼間に働く忙しさを考えることが重要になってきます。

ワンワンの場合は実家からの通いだったので、昼間はアルバイトをして夜に学校へ行ってました。アルバイトだと時間に都合がつけやすいです。また1年の9月から設計事務所でのアルバイトをしました。

夜間の専門学校では昼間に設計事務所のアルバイトをすることが可能です。どこで見つけるかというと、学校に設計事務所のアルバイト求人があります。そこで見つけることが可能です。

正社員の仕事を辞めて、昼間に設計事務所のアルバイト、夜に学校へ行くというスタイルも考えてみても良いと思います。

建築会社の正社員の人は理解が得れると思いますので、会社の協力を得ましょう。

夜間の専門学校に行こうと考えているあなた、生活費、学費の支払いを考慮してどのスタイルが良いのか選択してください。

「建築学科がある夜間の専門学校に行った時の経験談」まとめ

夜間の専門学校は、年齢層が幅広くて色んな職業の人に出会えます。年の差を感じることはなく交流できると思います。

授業は、1級建築士で出題される内容から設計製図、卒業設計と建築で必要な知識を身につけることが可能です。

学校の先生は設計事務所を運営している方が多いので、設計実務のお話を色々聞けます。また熱心な先生が多いので、建築ツアーに連れて行ってもらったりしました。

夜間の専門学校は昼間に仕事をするので、仕事が忙しすぎると授業出席が難しくなってきます。それで単位を落とし卒業できなくなる可能性があります。入学したあとに今の仕事を続けるか、正社員を辞めてアルバイトにするか生活費、学費を考えて選択してください。

夜間の専門学校は行くと授業や宿題に追われて大変です。しかし、卒業すれば1級建築士の受験資格が得れますし、設計事務所への就職も可能となってきます。

建築士を目指す社会人の方は、夜間の専門学校を候補に入れるのも一つだとワンワンは思います。頑張ってください。