目指せ!建築士

建築設計事務所で働く環境・仕事はどんな感じ?

こんにちは、ワンワンです。

建築士を目指すあなた、専門学校、大学を卒業後に設計事務所に勤めたいと考えていると思います。

設計事務所で働いているというとカッコイイと感じるかもしれませんが、カッコイイだけでは正直に言って働けるところではありません。ワンワンはいくつかの設計事務所で働いたのでその実情を書いていきたいと思います。

ワンワン
ワンワン
設計事務所で働いているってカッコイイけど、実際はどうなのかは知らない人が多いと思います。ここからは実体験を話していきますよ。

設計事務所とは

建築の設計事務所は建物の設計、そして工事の監理までと建物が完成するまで関わる仕事をする場所となります。

監理とは設計図面通りに工事が進んでいるかを工事現場に出てチェックをします。また、工事現場から出た質疑に回答したり、現場で起きた問題について対処していきます。建物を完成させるために重要なお仕事となります。

設計事務所には色々あります。一番多い設計事務所が意匠事務所で、建物のデザイン、法規チェック、施主(お客様)と打合せ、構造、設備設計事務所との調整など多岐に渡ります。意匠設計事務所が設計業務の音頭をとることが多いです。

この意匠事務所は株式会社のところもありますが、個人事業で設計事務所を開いている人も多いです。

次に構造設計事務所、設備設計事務所、積算事務所があります。名前の通り、構造設計事務所は構造設計、設備設計事務所は設備設計をします。積算事務所とは設計図面から工事費を出す事務所になります。

設計事務所として大きいところは意匠、構造、設備、積算、工事監理と全ての部門がある総合設計事務所になります。有名な所で言えば、日建設計、日本設計、久米設計等があります。

またゼネコンで大きいところは設計部門を持っています。竹中工務店、大林組、清水建設、鹿島建設、大成建設と有名な5大ゼネコンがあります。

その他としてハウスメーカ、不動産会社にも設計部があります。ハウスメーカで言えば、積水ハウス、大和ハウス。不動産会社といえば、野村不動産、三菱地所などがあります。

このように小さな個人の設計事務所から大きな会社の設計事務所まで色々あります。

ワンワン
ワンワン
大きな建物を設計したい、小さな戸建て住宅を設計したいなど、設計したい建物によって目指す就職先も変わってきますよ。

設計事務所で働いている時間は?

これはよく聞く話かもしれませんが、設計事務所で働いている時間が長いというのは本当です。全ての設計事務所に当てはまるわけではないです。ただ多くの設計事務所は残業時間が多いのが現状です。

ワンワンも初めての設計事務所時代は残業時間が平均80時間、100時間を超えることも年に数回ありました。もっとすごい人は残業200時間の人もいました。

忙しい時は休みが無く、朝から夜中まで働いて帰って寝る、そして起きて働くという繰り返しです。お金を使う暇が無かったので、貯金はできましたが。。。。

この働く時間の長さがカッコイイだけでは働ける所ではないという理由です。

これは小さな設計事務所、大きな設計事務所に関係なく残業時間は長いと思います。ただこれからの国による働き方改革により大手設計事務所、ゼネコン等は休みが取りやすくなるかもしれません、おそらく残業時間の規制も厳しくなると思います。

ただ、その分下請け事務所に業務をお願いするので下請け事務所はさらに厳しい労働環境になるかもしれませんが。。。。

なぜ働く時間が長い環境でもやってこれたのかというと、設計の技術を習得するんだという気持ちと建築が好きな気持ちの二つがあったからだとワンワンは思いました。特に20代の時はですが。

労働環境が厳しい事務所もありますが、そこまで厳しくない事務所もあります。これはワンワンの転職して2社目の設計事務所の話です。

実は、ほとんど18時〜19時に帰ってました。もちろんたまに忙しい時は22時、23時になるときもありましたが、基本は定時くらいに帰っていました。

周りの人はというと、おそらくそれなりに残業している人もいました。ではなぜワンワンが早く帰れたかというと、仕事をきっちりと速くこなしていた事と一番売上を上げていた事でした。

要は周りに説得力のある仕事ができれば、早く帰ることについて文句を言われる事はなかったです。これはあくまで一例で数が少ないと思いますが、そういう設計事務所もあります。

設計事務所での業務内容は?

基本的には設計事務所の机に座ってパソコン作業です。CADで図面を書く、書類を作る、施主、設計事務所等にメール、電話するなどの作業です。

そして打合せ、工事現場の監理に外を出ていきます。そして設計事務所に帰ったら打合せの議事録作成、上司、または社長に報告、そしてパソコン作業になります。

意匠事務所であれば、パース作成、模型作成などがあります。ワンワンの場合は構造設計なので、構造計算、計算書作成、構造図作成が主な業務です。

小さい設計事務所になるほど、1人で多岐に渡る様々な業務をやらなければいけません。大きい事務所だと役割が決まっていることが多いので、この作業だけ(例えば図面を書くだけなど)という形で分業しています。

小さい設計事務所は設計している建物の規模が小さいので、幅広い業務をこなすことが可能となりますが、大きな設計事務所では建物の規模が大きいので1人で設計をする事は不可能です。そのためチームを組んで、作業は分業してやる形になります。

業務内容を見ると、かなり地道にやっていく作業ばかりになります。また設計作業は修正が多いので、何度も図面を一部書き直したりしていくことも多いです。そのため、残業時間が増えていきます。

設計ってカッコイイと感じるかもしれませんが、やっていることは地味ですね。ワンワンの場合は建物ができた時に見るとカッコイイ仕事と感じます。

また考えていることを設計という手段で形にできるのが好きなので設計を続けています。特にリズムが乗って図面を書けている時は楽しくなってきますね。

たまに保存するのを忘れていて、その時に限ってパソコンがフリーズしてデータが作業した分消えるということもありましたが。。。。

まとめ

設計事務所では建物の設計、工事監理をします。

しかし、多くの設計事務所の労働時間は長くて大変です。もちろんそのような設計事務所ばかりではないですが。設計業務も基本的には座ってパソコンに向かう作業が多いです。実は地味な作業です。

設計事務所に勤め続けるのは、建築が好きで設計で生きていくと思う人でないと辛いと感じることが多いと思います。なのでカッコイイだけではやっていけないのが実情です。

しかし、ワンワンのように考えたことを表現したいという人には適した場所だと思います。将来、どうしたいのかしっかりと考えた上で進む道を決めてくださいね。

一度、設計事務所に働いてみるというのも良いかもしれませんね。それに建築は設計だけではなく、施工監理、都市計画、不動産、営業など様々あります。設計だけでなく建築全般に目を向けたらあなたにとって適した仕事が見つかるかもしれません。

色んな人の話を聞いて、そして色んな体験をして将来の道を決めて進んでもらえたらと思います。その道が建築の設計であるとワンワンは嬉しく感じます。