こんにちは、ワンワンです。
なんかのキッカケで建築士になりたいと決めたときに一番に考えるのが学校をどこにしようかという事ではないでしょうか。
高校生の時に建築士になるって決めたなら、主に昼間の大学、専門学校が学校選びの基準になってきます。
しかし、大学在学中、社会人の時に建築士になるって決めた時はどうでしょうか。一つは大学卒業後、会社を辞めて昼間の大学、専門学校に行く道があります。
しかし、学費がかかるので親に援助してもらう、または社会人でお金を貯めてから学校にいくという事になります。
そこで次に考えることは夜間の大学、専門学校という選択肢だと思います。夜間であれば、大学在学中にダブルスクールができるし、昼間は働けるのでお金の面も助かります。
そんな夜間の大学、専門学校ですが、昼間の大学、専門学校より授業内容や授業数が劣っている、就職先が無いのではと不安に考えている人も多いのではないでしょうか。
この記事では
- 夜間の専門学校は昼間の専門学校より学ぶ内容が劣っているのか?
- 夜間の専門学校だと就職先が無いのでは?
- 夜間の専門学校を卒業すると建築士の受験資格が得れる?
を実際に社会人から夜間の専門学校に行き、1級建築士を取得したワンワンが解決していきます。
この記事の目次
夜間の専門学校は昼間の専門学校より学ぶ内容が劣っているのか?
授業についての比較
授業数の面で言えば、昼間の専門学校より夜間の専門学校の方が授業数が少ないです。授業数が学費に反映されているとも言えます。
昼間の場合は1日の授業数が4〜5コマ、夜間の場合は授業数が2コマとなります。だいたい授業数で言うと2倍くらいは違います。
そう考えると昼間の方が色んな授業を受けれることもあって充実しています。学ぶことの深さも昼間の専門学校の方が夜間の専門学校より上です。
結果から言うと昼間より夜間の専門学校の方が学ぶ内容が劣っているというのは現実です。
ワンワンの意見
ここからはワンワンの意見です。
言ってしまえば、昼間も夜間もどちらでも良いです。もっとはっきり言うと、授業でしっかりと昼間で学んだから夜間より優秀であるというそんな考えは、設計事務所で働いてたら関係ないという事です。
もちろん授業の内容は大切です、建築の基礎的な事ですから。ただ昼間の学校だから夜間の学校だからで優劣はつきません。仕事で大事なのは結果を出す事です。授業の内容がどうとかは関係ありません。
これはワンワンが初めて勤めた設計事務所の時の話です。ワンワンは夜間の専門学校でした。同じくらいの歳の人たちは大学卒業、大学院卒業と学歴に関してはワンワンより上でした。
しかし、仕事に関してはワンワンの方が上でした。何より一番数をこなして、結果を出していましたから。売上も上げてましたしね。
夜間の専門学校の一番のメリットは、昼間に働きながら夜に学校を通う事でお金の面の問題がクリアできるという事です。
そして、もう一つは2年で卒業なので大学より時間がかからないという所です。
学費、時間を最優先にする場合は、夜間の専門学校がオススメです。その中で昼間の方が授業充実して良いのではと悩んでいるあなたにも夜間の専門学校がオススメです。
設計事務所に勤めたら、昼間の授業内容とかは関係ないですから。
夜間の専門学校では就職先が無いのでは?
夜間の専門学校でも就職先はあります。
ワンワンの就職時は建築業界の不景気の真っ只中だったので、設計事務所のアルバイトで最初は勤めていました。ワンワン以外の周りの人はしっかりと就職先を決めていました。
今は建築業界で働いている人の年齢層が高くなっていて、若い人材を欲しがっている企業が多くあります。だから夜間の専門学校でも就職先はあります。
しかし、注意して欲しいのが大きな企業を志望している時です。大企業に行きたい場合、昼間の大学、専門学校の卒業でなければいけない場合があります。この点については行きたい学校に確認した方が良いです。
最初から正社員でいければ良いですが、ワンワンのようにアルバイトからでも技術さえ身につければ、転職で大きな企業に就職が可能です。まずは経験を積む事を第一に考えた方が良いです。
夜間の専門学校を卒業すると建築士試験の受験資格を得れる?
大丈夫です、夜間の専門学校を卒業する事で建築士試験の受験資格を得れます。
ワンワンも夜間の専門学校を出て、建築士の受験資格を得ました。もちろん1級建築士を取得しました。
そしてワンワンは、1級建築士試験を一発合格しました。だから夜間だから1級建築士は取れないという事はありません。
大学卒業、専門学校卒業でも1級建築士の受験資格を得れる年数は変わりません。
- 大学卒業(4年間)→ 建築実務経験(2年間) 合計 6年間
- 専門学校(2年間)→ 建築実務経験(4年間) 合計 6年間
受験資格については知りたいあなたは、こちらの記事をお読みください。

「建築士になるために行く夜間の専門学校ってどうなの?」まとめ
昼間と夜間の専門学校の授業について比較すると授業数、学ぶことの深さは昼間の専門学校の方が充実しています。
しかし、設計事務所に働くとなった場合、昼間、夜間というのは関係ありません。
学費、時間を最優先にする場合は、夜間の専門学校がオススメです。その中で昼間の方が授業充実して良いのではと悩んでいるあなたにも夜間の専門学校がオススメです。
夜間の専門学校の就職先は無いのではという不安についても大丈夫です。ちゃんと就職活動をすれば就職できます。
夜間の専門学校を卒業すれば、建築士試験の受験資格を得られます。
夜間の専門学校の実情を知りたいあなたは、こちらをお読みください。
